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百合ソムリエから​推薦されてよかった​百合漫画を​紹介します

出典元: sizu.me

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皆さんは「百合」という概念をご存知ですか?

百合 (ジャンル) - Wikipedia

女性の同性愛、ガールズラブのジャンルの総称で、それらを題材にした作品などを百合作品などと呼ばれていたりします。

特に大々的に公表することもなかったのですが、私はこのジャンルが好きです。大学のときに所属していた漫画研究会では、世界の終わりと百合を題材にした一話完結型の百合漫画を描いていたこともありました(作品のアーカイブ)。

しかしながら社会人になってからは百合漫画に巡り合ったり、自分から探りに行ったりすることが激減してしまいました。ジャンルとして嫌いになったということでもなく、他の事柄に集中しなければならなくなって自分の視界から離れていった感じです。

そんな状況ではありましたが、最近はまた百合漫画を触れる機会が触れてきています。大学から知り合った旧知の中である方から、自身の琴線に触れた百合漫画を定期的に紹介してもらっているからです。その方については尊敬の意も込めて「百合ソムリエ」と勝手に呼んでいます。

今回はそんな百合ソムリエから推薦されて読んだ漫画の中で、自分もよかったなと思うものについてを紹介できればと思っております。

今日はカノジョがいないから

今日はカノジョがいないから - 岩見樹代子 / 第1話「接触」(1) | コミックDAYS

周囲には女性(同級生)と付き合っていることを隠し、そして恋人の気持ちを尊重したいがために自身の気持ちを押し殺している主人公。そんな寂しく過ごす主人公に対して妙に接近する同級生が居て…という内容です。

はっきりと書くと「浮気関係」をテーマとした百合作品です。世間的にはまだ公に言いづらい女性同士の恋愛に、浮気という状態を絡ませるという攻めた内容ではあります。

4巻を読んでいたときはページを次に送るのが怖く感じてしまうこともありました。ですが、登場人物たちの「生」の感情のぶつかり合いを見れるのは、ある意味で純粋な恋愛作品だなと私は思っています。

表現としては非常に生々しいところがあるNSFWな作品ではありますので、周囲を確認した上で閲覧することをおすすめします。

推しが死んだのでタイムリープして生存ルート確保します!

推しが死んだのでタイムリープして生存ルート確保します! - 鈴木二三江 / 第1話 私の神様ハルコちゃん | コミックDAYS

タイトルの通りタイムリープものと百合の合せ技作品です。

薦められた最初は「推し」って百合なのか…?と疑問に思いながら読んでいましたが、幼馴染の死から主人公自身の変化、それに対する周囲の心境の変化や人間模様の描画が良かったです。

しかし、内容はよかっただけに唐突な終わり方(打ち切り)が非常に残念ではありました…。これからの展開が楽しみな続きが読んでみたい作品でした。

ケイヤクシマイ

ケイヤクシマイ|カドコミ (コミックウォーカー)

とあるきっかけで契約上での姉妹関係となり共に生活をすることになった二人の話です。

物語の進行としては非常にゆっくりとしていますが要所要所でキーとなる存在や出来事が起き、すれ違いながらもお互いが成長していくところを見るのが非常に楽しみな作品です。

主人公が妄想で暴走がちなところがありますが、要所要所では「姉」としての存在として受け止めているところがいいなと思います。絵柄や表現からもあまり暗い気持ちにならないで見ることができます。

一度だけでも後悔してます

一度だけでも、後悔してます。|カドコミ (コミックウォーカー)

こちらも契約からの関係がテーマとなっている百合作品です。主人公は仕事を辞め家賃が払えなくなったところから大家から家賃を減額するために奉仕をするという契約を結びます。

字面だけで見るといかがわしく見えそうですが、大家が片思いしていたところからの主人公がその気持ちに呼応していく至って純愛(?)な内容です。あとがきの未来の話でほっこりしました。

ちなみにこちらも一部NSFWな表現が含まれる箇所があるので閲覧する際は周囲にご注意して御覧ください。

三角形の壊し方

三角形の壊し方|カドコミ (コミックウォーカー)

仲が良い女子中学生3人組の1人が「神隠し」に遭います。7年後、神隠しに遭った彼女が学生のままで残り2人は成人し大学生となって再会するという話です。

学生と大人という社会的立場の違い、当時とは逆転してしまったお互いの想い、それでもあの頃のままでは居られない現実…それぞれがお互いにとって良いことを探ろうとしてもうまくいかないもどかしさが心を打たれます。成人した年齢になった2人にも精神的な幼さが垣間見える描写も好きです。

さまざまな百合作品を観てきましたが「三角形の壊し方」は今回紹介した百合作品の中で群を抜いてすぐれた漫画力をもった作品だと思います。なんかいい作品ない?という要望に対して私から安心して薦められるものですので、これをまだ読んでいない方はいますぐに全話観てほしいです。

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