アーカイブ

2018年の​アクセシビリティ活動振り返りと​これから​やりたい​こと

出典元: scrapbox.io

この記事は公開から6年以上が経過しています。内容が一部古い箇所があります。

この記事は Web アクセシビリティ Advent Calendar 2018 19 日目の記事になります。
GEEK Inc. Advent Calendar 2018 19 日目の記事でもあります

これからはじめる Web アクセシビリティを作った

Image from Gyazo

社内啓蒙に努める

勉強会参加

今年はアクセシビリティ関連だと以下にいってきた

自分がやっていきたいこと

そんなわけで Web アクセシビリティ活動というものを来年も継続していきたいと思ってるが別にアクセシビリティの専門家だけになりたいわけではない。

Vue.js とか PWA 技術とかブロックチェインとか他にも気になるものはある。やりたいことを実現するためにアクセシビリティを活用して強化していきたいと思ってるだけ。

「やりたいこと」とは一体何かというと

ということ

アクセシビリティができていることへのメリット

など、そこからメリットとなりえることに繋がると思っている

新しい何かをやるときにそれ単体の機能としてはアリだが お互いの関係性をするものでないければ円から枝を生やすがごとくトゲトゲしくなって鋭利なものだけに目が行きがちで根本のプロダクトがもつビジョンや理念に注目されなくなると思う

Image from Gyazo

そこでアクセシビリティというあらゆるニーズに向けたものをつくれる基盤をつくっておくと新しいものをつくるときにもその指標やガイドラインが活きてまるで層を重ねるがごとく大きな円として拡大できると思っている

Image from Gyazo

この大きな円をつくることが堅牢な強固なものをつくっていきたいそれにあたると思っている

アクセシビリティのよいところはエンジニアだけに限らず

色んな分野の人が参加できるとこだと思ってる

各分野が思うアクセスの良さや考え方はそれぞれ別。すべてを取り上げることは不可能かもだが、達成したい目的のために取捨選択して決めることは可能。

みんなが参加して強固な円、もといプロダクトを作っていきたい

以下は蛇足文です

【蛇足】自分がコミュニティというものに抱く「違和感」について

これはアクセシビリティ界隈のみならずという前置きを入れておきコミュニティを通して盛り上げていこう、ということに対して盛り上がっているけどそれは、内輪ノリだけになってないかと思うことがたまにある

アクセシビリティとは別件かもだけど、以前 yuheiy さんが素晴らしい記事を書かれていた

ページ内リンクの実装から考える、a 要素の click イベントとその振る舞い - シフトブレイン/スタンダードデザインユニット

HTML 要素はそれぞれに機能を持ちます。真っ当な HTML を書くということには意味があるのです。

ページ内でのスムーズリンクにおいてどのような実装をするべきか

といった部分で<a>タグにおけるページ内リンクをクリックした時の本来持つ挙動を損なわない実装を紹介

こうした素晴らしい記事を、祐平さんのフォロワー・ファンであれば即座に拝見して知識として吸収できるのだが、彼を使うべきではない言葉なので修正してください人やこの情報を伝播してくれる人が周りに居ないと、この記事で伝わってほしい部分も伝わらないと思った

なので自分をはじめ、この記事を見たものとしては、それが価値があるものと判定できたら、実務の中で活かしたり、参考例として伝聞していく使命みたいなのが我々にはあるのかなと感じた。

繰り返しますがこれはアクセシビリティに限らずどの分野でも言えることで、インフルエンサーがきちんと正しく流布していかないと何でも廃れていくだろうなと思ってる。

分かる人同士であれば伝える言葉も少なくていいが、共通言語があるからできることをデフォルトにするのはまずい。

出来る限り自分の言葉として落として、あらゆる人たちにでも伝わる・理解できる伝達が必要かなと思う。こういう「あらゆる人に届ける」ことこそがアクセシビリティの本質の部分でもあると思う。

自分と近しい境遇の人を仲間として増やしていく、そういう自分の根底にある理念みたいなのを表層したくて「これからはじめる Web アクセシビリティ」というものを作ったのかもな、と改めて思った

以上 19 日目の記事でした。

明日の Web アクセシビリティ担当はkzakzaさんです。

GEEK アドベントカレンダー担当はデザイナーの R さんです。カレーの話かな?

ご覧いただき誠にありがとうございました。

アーカイブ記事のため、内容に関する更新依頼は受け付けておりませんが、誤字や脱字などありましたらご連絡ください。

この記事に関する修正依頼
トップへ戻る